たぬまろの日記182 スーパーたぬたぬ(プログレッション)の復習編 マリー・アントワネットさん その6
1 さて、プログレッションの復習の6回目ですよ!
ヴァレンヌ逃亡事件で国民からの指示を失ったフランス国王一家は陰気なタンブル塔に幽閉されます。
そして、フランス国民軍の秘密を海外に漏らしたなどと言われ、裁判にかけられます。
なんと、早くも1793年1月、善良な夫のルイ16世に死刑判決が下され、すぐに処刑されます。
サン=ジュストの ”王政という制度そのものが処罰されるべき”、という意見が通り、なぜか王様を処刑することになったのです。
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ルイ16世の遺言は、敵に対し、「自分は無罪だが、あなた方を許してあげましょう」でした。
このとき、アントワネットさんは37歳を少し過ぎたあたりです。
37.3歳×4.28=159.6
つまり、ネイタルの太陽さそり座10°から数えると、おひつじ座の19.6度にプログレッションの太陽があります。
月のオッポジションですね(図1)
ルイ16世とアントワネットさんは仲良しでした。王様の処刑は大変な悲しみでした。
もちろん、これは当時のヨーロッパの社会にとっても、最大級の衝撃でした。
(図1)
2 その後、矛先は、アントワネットさんに及びます。
死刑になるような大した疑いもないのに、その年(1793年)の10月、娘や息子を残し、アントワネットさんは処刑されました。
アントワネットさんは、ちょうど38歳になる直前でした。
37.9歳×4.28=162.2°
これは、土星の正確なスクエア(図2)です。
土星が首狩り鎌 ♄ となったのですね。
この土星のマークは、実は鎌なのです。共産主義のマークですね。
本当はもっと古い意味がありますけどね
(図2)
3 一つの進行期(彼女の場合は、18°÷4.28=4.2 たった4年と少し)の中で、主要な星々(アセンダント⇒シリウス→太陽→火星→月→土星)がすべて凶角として巡る、恐るべきハードな運命の中、彼女は殺されます。
これは大変気の毒なホロスコープです。
もし、アントワネットさんがあと半年生きれば、進行期は明確に変化しているので、援軍を示すアルクトゥルスがオッポジション、銀河中心とトラインになり、大きな危険はあるものの、救いの軍勢が意外なところからやってきたでしょう。
そしてアントワネットさんがピンチを切り抜ければ、次のおうし座の時代(プログレッション)に復活を遂げ、進歩的な王妃として、フランスの歴史に輝きを与えたでしょう。
歴史に、もし、はないですけどね。
このホロスコープは、とてもとても可哀想なホロスコープなので、紹介しました。
お姫様でなければ、このようなむごい人生を送ることはなかったでしょう。
長くなったので、それではまた
たぬーまろより💛
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